睡眠時無呼吸症候群では、「CPAP(シーパップ)」と呼ばれる、持続陽圧呼吸療法が行われます。
このCPAPでは、鼻にマスクを装着しパイプで本体と接続します。本体の機械からは陽圧の空気が流れており、鼻から空気を送る仕組みです。
圧力のかかった空気が鼻から気道に入り、気道を広げて無呼吸を防いでくれます。CPAPは適切に使えば、マスクから空気が漏れ出ることはほとんどありません。
マスク自体は慣れてしまえばそこまで気にならず、無呼吸時と比べ快適な睡眠をとることができるといわれています。
日本国内でも、最も多く行われている睡眠時無呼吸症候群の治療方法です。
この治療は、一定の条件を満たせば保険適用内で受けることができます。治療内容が気になる方は、ぜひご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群とは寝ている間に一時的に呼吸が止まってしまう病気です。
寝ている間の無呼吸に私たちはなかなか気付くことができないために、検査・治療を受けていない多くの潜在患者がいると推計されています。
この病気が深刻なのは、寝ている間に生じる無呼吸が、起きているときの私たちの活動に様々な影響を及ぼすことです。
気付かないうちに日常生活に様々なリスクが生じる可能性があるのです。
寝ている間の無呼吸に私たちはなかなか気付くことができないために、検査・治療を受けていない多くの潜在患者がいると推計されています。
この病気が深刻なのは、寝ている間に生じる無呼吸が、起きているときの私たちの活動に様々な影響を及ぼすことです。
気付かないうちに日常生活に様々なリスクが生じる可能性があるのです。
睡眠時無呼吸症候群チェック
- いびきがひどい
- 寝ているときに呼吸が止まっていると言われた
- 昼間の眠気が強い
- 十分に睡眠をとったはずなのに疲れがとれない
- 仕事に集中できず、注意力が散漫になる
- 夜中に何度も目が覚める、トイレに起きる
- 起床時に頭痛がする
- 肥満がある
- 高血圧、不整脈、脳卒中などの循環器疾患にかかっている
このような症状が当てはまる場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性がございますので、お気軽に当院までご相談下さい。
治療内容
睡眠時無呼吸症候群の影響
睡眠時無呼吸症候群では、睡眠の質に関する問題だけではなく、身体にさまざまな影響を及ぼします。
影響を与えるとされる疾患は、次の通りです。
影響を与えるとされる疾患は、次の通りです。
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高血圧
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脳卒中
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心疾患
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糖尿病
などの生活習慣病
とくに睡眠時無呼吸症候群の方は高血圧を合併しやすいといわれており、「二次性高血圧」の原因となっています。
このようにさまざまな生活習慣病に影響を与える「睡眠時無呼吸症候群」は、速やかな対処が必要な病気です。
上記でご紹介しました「チェック項目」に当てはまる方は、一度医師の診察を受けてみてはいかがでしょうか。
とくに睡眠時無呼吸症候群の方は高血圧を合併しやすいといわれており、「二次性高血圧」の原因となっています。
また心疾患においても、通常の4倍「不整脈」が起きやすいといわれています。
このようにさまざまな生活習慣病に影響を与える「睡眠時無呼吸症候群」は、速やかな対処が必要な病気です。
上記でご紹介しました「チェック項目」に当てはまる方は、一度医師の診察を受けてみてはいかがでしょうか。